ちょっと前の話になりますが、我が家の庭の一部に砂利をまきました。
砂利をまくときに土地の高さが上がってしまうので、 余分な土を他の場所に移動しました。
移動した先の土地は、やはり土地の高さが上がってしまいました。
なんだか庭の高さが揃っていないので、結構気になります!
砂利をまいたのは、見た目をよくする他に、雑草の処理を少しでも楽にするためです。
将来的には「固まる土」などを利用して、さらに雑草にかかる手間を減らしたいと考えています!
そしてその時は、 やはり余分な土の処分が必要になります!
ということで今回は、「不用な土、残土の処分の仕方と処分費がどのくらいかかるのか?」
を調べてみたので紹介したいと思います。
土、残土の処分の仕方は?
土や残土の処分について、思いつく方法とネットで簡単に調べた情報をのせてみます。
・家庭のゴミとして捨てる
・欲しい人を見つけて譲る
・庭や所有地の邪魔にならない場所に移動する
・回収やリサイクルをしている自治体を探して頼む
・ホームセンターや園芸店に回収してもらう
・産業廃棄物処理業者に処分してもらう
・土を処分してくれる専門業者に依頼する
・公園や山など、土がある場所に返す
土の処分は、家庭のゴミで処分できない地域が多いと思います。
しかし自治体によっては処分できる所もあるようです。
お住いの役所と自治体に確認してみると良いでしょう!
また、ごくわずかな量であればゴミと一緒に出すという手もあります。
(雑草を抜いた時に土を落としますが、わずかな土は残ってしまったりしますよね・・・そんなレベルの話ですが!)
他に、公園や山などの土地の管理者に確認し、土を返すというやり方もあります。
何をするにも基本的にルールを守り、迷惑をかけないモラルを考えたやり方で処分しましょう!
土の捨て方、残土の処分の方法を確認する!
庭の土、残土の処分は、先ほどもいったとおりゴミ捨て場に出しても持って行ってくれないことが普通です。
念のため、私が住んでいる地域のホームページでも確認してみましたが、
土の処分は、「販売店または専門処理業者にて処分」となっていました。
ということで、私の住んでいる地域では、家庭のゴミとして処分することができません!
土、残土を処分するには、「販売店」や「専門処理業者」にお願いするしかないようです!
そして私は、土を今回買ったわけではないので、専門処理業者に処分してもらえるか確認をとることにしました。
お住いの地域の専門処理業者を探すには、 役所に確認し処分してもらえる業者を紹介してもらうと良いでしょう!
私は、役所経由で、2件の産廃処理業者を紹介してもらいました。
他に家族の知り合いで、外構屋(エクステリアの業者)さんがいるのでそちらにも処分できるのか?
処分費がどのくらいかかるのかを調べてみることにしました!
土、残土の処分は可能か?処分費はいくらになるのか調べてみた!
役所から教えてもらった産業廃棄物処理業者に、土、残土が処分してもらえるのかの確認と処分にかかる費用がどのくらいかかるのか確認をとってみました。
産廃処理業者では、純粋な土としては処分できません。
「産業廃棄物としての汚泥」として処理するか、「純粋な土ではなく土の中に何か混ざっているもの」なら処分できます。
という回答を頂きました。
私も素人なので詳しくないのですが、
産廃処理業者の場合、産業廃棄物として生成されたものでないといけないようです。
そして「土、残土を処分するのにいくらかかるのか?」ですが、処分費用は次のとおりです。
産廃処理業者での処分費
・産廃処理業者A 40円/kg
・産廃処理業者B 50円/kg
うおー!こんなに処分費用がかかるんですね!
土の重さ | 産廃業者A社 | 産廃業者B社 |
1kg | 40円 | 50円 |
10kg | 400円 | 500円 |
20kg | 800円 | 1,000円 |
30kg | 1,200円 | 1,500円 |
50kg | 2,000円 | 2,500円 |
100kg | 4,000円 | 5,000円 |
1,000kg | 40,000円 | 50,000円 |
1,600kg | 64,000円 | 80,000円 |
たくさん土、残土がある場合、かなり処分費がかかってしまいます。
ちなみに、土嚢袋(どのうぶくろ)などに入れて持ち込んで処分してもらった場合です。
外構屋(エクステリア業者)での処分費
次に、産廃処理業者ではなく、外構屋(エクステリア業者)さんの場合は、どのくらいなのか参考に情報をのせます。
純粋に残土だけ処分した場合の見積もりではなく、
我が家の庭に、コンクリートの駐車場(自動車1台分)を作った場合の見積もりの中に入っていた「残土の処分費」を紹介します。
大して参考にならない情報ですみません!
ブロック塀を一部壊したり大掛かりな工事もあるので、不要な土、残土の処分だけの見積もりとはかけ離れているかもしれません。
残土の処分に関係がありそうな部分をのせます。
掘削 残土処分費 1m3(1立方米) 5,500円
重機使用料 1式 27,000円
現場諸経費 1式 30,000円
※残土は全部で、4m3(4立方米)分、処分した時の単価になります。
残土を自分で持ち込みして処分といった見積もりではないので、「重機使用料」や「現場諸経費」がかかります。
逆に、この外構屋さんに残土を持ち込めば1m3(1立方米)あたり、5,500円で処分してくれるのだろうか・・・?
きっとそんなことはありませんよね。
土の状態、残土によって変わるようですが、1m3(1立方米)は、1.6トン(1,600kg)程度みたいです!
この情報を元に、1kgあたりの処分費が、いくらなのか計算してみます。
掘削、残土処分費のみの場合
1kgあたり → 5,500円 ÷ 1,600kg = 3.4375円
土の重さ | 外構屋(エクステリア業者) |
1kg | 3.4375円 |
10kg | 34円 |
20kg | 68円 |
30kg | 103円 |
50kg | 171円 |
100kg | 343円 |
1,000kg | 3,437円 |
1,600kg | 5,500円 |
※小数点以下の金額は、切り捨てています。
「重機使用料」や「現場諸経費」がなければキロあたりの単価は、こんなに安くなります。
掘削、残土処分費 + 重機使用料 + 現場諸経費ありの場合
1kgあたり →(5,500円 + 27,000円 + 30,000円)÷ 1,600kg = 39.0625円
土の重さ | 外構屋(エクステリア業者) |
1kg | 39.0625円 |
10kg | 390円 |
20kg | 781円 |
30kg | 1,171円 |
50kg | 1,953円 |
100kg | 3,906円 |
1,000kg | 39,062円 |
1,600kg | 62,500円 |
※小数点以下の金額は、切り捨てています。
「重機使用料」や「現場諸経費」を含めた単価だと、産廃処理業者と処分費用が同じくらいになります。
1m3(1立方米)以上を処分するなら安くなっていく感じです!
そしてこの場合全部業者が処分をしてくれるので、自分の手間はかかりません!
そこが一番いい所ですね!
まとめ
今回の調べた内容をまとめてみます!
・土、残土の処分は、基本的に家庭のゴミとして出せない!(お住いのゴミの出し方を要確認)
・土、残土を処分したい場合は、「産廃処理業者」または「外構屋(エクステリア業者)」などに依頼しましょう!
・土、残土の処分量が少ない場合は、価格的にみても「産廃処理業者」で処分しても良いかもしれません。
・土、残土の処分量がたくさんある場合は、「外構屋(エクステリア業者)」に処分してもらう方が安くて手間もかかりません。
この先、我が家の庭の土を処分する時は、今回の情報を参考にしたいと思います。