データ復旧・復元ソフト「EaseUS Data Recovery Wizard」のレビュー!機能と使い方を紹介する

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商品レビュー

どうも、こんにちは!

「データ復旧・復元、バックアップ、パーティション管理、スマホデータ復旧」ソフトを手掛けているソフトウェア会社「EaseUS(イーザス)」様より、「EaseUS Data Recovery Wizard」製品レビューの依頼がきましたので、このソフトウェアのレビューをしてみたいと思います。

簡単に言うとこのソフト(EaseUS Data Recovery Wizard)は、様々な原因によって消失してしまったデータを復元することができるソフトウェアです。

それでは、早速このソフトのレビューをしていきたいと思います!

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データ復旧ソフト EaseUS Data Recovery Wizardの概要

データ復旧ソフト「 EaseUS Data Recovery Wizard」がどんなソフトなのかは、公式サイトをみれば簡単に概要を理解することができます。

EaseUS(イーザス)公式サイト|無料データ復元ソフト – EaseUS Data Recovery Wizard Free

とりあえずここでも簡単に説明してみたいと思います。

受賞

第22回Vectorプロレジ大賞の復元部門賞

第24回Vectorプロレジ大賞のバックアップ&復元部門賞

 

このソフトは無料版と有料版がある

無料版と有料版の大きな違いは、復旧できるデータ量に制限があるかないかの違いです。

無料版では、500MB(SNSでシェアすると1.5GB追加)までデータの復旧ができるようです。

有料版では、復旧できるデータの上限がないので大量のデータの復旧が可能になっています。

その他にもエディションによって技術的なサポートの違いがあります。

どんなデータのトラブル時に役に立つのか?

・データの誤削除

・フォーマットの誤操作

・パーティションの紛失

・システム障害

・ウイルスによる攻撃など

なるほど、このようなデータトラブルの時に活躍できるソフトのようです!

「うわぁああ!データが消えちゃった!!!助けて(涙)」なんて今までの生活の中で、一度は経験したことはありませんか?

私は何度かあります・・・!

そんな困った時にこのソフトを使えば助けてくれます。

簡単な使い方は?

使い方はとても簡単そうです!

①ソフトウェアを実行する

②デバイスをスキャン

③プレビュー&リカバリー

これだけのようです。

このソフトを使うメリットは?

EaseUS Data Recovery Wizardを使うメリットの紹介です。

・オンラインでソフトを入手して、すぐに利用できる。

・画像、ビデオ、オーディオ、ドキュメントなどの幅広いファイル形式に対応している。

・データが上書き保存されていなければ、高確率でデータの復旧が可能になっている。

・復元したいデータのファイル形式を指定することができる。

・復元作業前に復元可能なデータの一覧をプレビュー表示することができる。

動作環境と基本情報は?

動作環境と基本情報も詳しくのっています。

EaseUSが選ばれている理由

EaseUS(イーザス)が支持されているのは、こんな理由があるからです!

・返金保証

・安全性100%

・千万人越えのユーザー

・カスタマーサービス

「安全性100%(すべての製品にウイルス&プラグインなし)」とスパイウェアのような悪質なソフトが組み込まれていないことを公言しています。ということでEaseUS(イーザス)の製品は、安心して使えると思います。

 

それではこのソフトのことがざっくりと分かったので、入手方法から実際にインストールして消失してしまったデータがしっかりと復旧できるのかを検証していきたいと思います!

EaseUS Data Recovery Wizardの入手方法は?

EaseUS Data Recovery Wizardは、EaseUS(イーザス)の公式サイトから無料でダウンロードすることができます。

無料版は復旧できるデータ容量に制限があるので、制限なく使いたい場合は有料版を購入します。

EaseUS(イーザス)公式サイト|無料データ復元ソフト – EaseUS Data Recovery Wizard Free

 

EaseUS Data Recovery Wizardのインストール方法は?

ダウンロードした「drw_setup.exe」を実行します。

「ユーザアカウント制御画面」が出た場合は、「はい」を選択して進みます。

 

「日本語」を選択して「OK」を選択します。

 

セットアップウィザードが表示されるので「次へ」を選択します。

 

使用許諾契約書の同意が表示されるので内容を確認して「同意」を選択します。

 

インストール先を指定して「確認」を選択します。

 

アイコンの作成オプションを選択して「インストール」を選択します。

 

インストール作業が開始されます。

 

インストール作業が完了します。

画面のオプションを任意に選択し「完了」を選択します。

これで「EaseUS Data Recovery Wizard」のインストール作業が完了します。

 

デスクトップに「EaseUS Data Recovery Wizardのショートカット」が作成されました。

 

EaseUS Data Recovery Wizardの使い方 (追記)

後から気づいたのですが、EaseUS Data Recovery Wizardのユーザーマニュアルが公開されていました。最初にこれみてから色々と試せば良かったです・・・

後述の説明は、このユーザーマニュアルを見る前に色々と試した内容になっています。誤った見解もあると思いますがご容赦ください。

EaseUS Data Recovery Wizard ユーザーマニュアル

 

EaseUS Data Recovery Wizardを起動する

それではEaseUS Data Recovery Wizardを早速起動してみます。

 

デスクトップに作成されたショートカットからソフトを起動します。

 

最初に表示される画面では、接続されているデバイスの一覧が表示されます。

「スキャンを行うディスクを選択してください」と表示されます!

スキャンしたいデバイスを選択して「スキャン」ボタンを選択すれば復旧作業を開始できるようです。(紛失ファイルの検索処理が開始される。)

 

サンプルファイルを使ってデータ復旧の確認をする

今回は試しにUSBメモリ(Gドライブ)を使ってデータの復旧を試してみたいと思います!

使うのは256MBのUSBメモリを使います。

とりあえずこのUSBメモリに次のサンプルファイルを使って動作確認してみたいと思います。

 

サンプルファイル

・ドキュメントファイル(txt・docx・xlsx)

・画像ファイル(jpg・png)

・音楽ファイル(mp3・wav・mid)

・動画ファイル(mp4)

・実行ファイル(exe・dll)

 

データ復旧の検証作業は、このような手順でやりたいと思います

データ復旧検証作業の手順

①USBメモリにサンプルファイルをコピーする。

②コピーしたサンプルファイルを削除する。

③いくつかのパターンで、削除したデータが復旧できるか確認する。

こんな感じの流れですね!

それではスキャン処理してEaseUS Data Recovery Wizardのメイン画面でどんなことができるのかまずは確認してみたいと思います。

スキャン処理とメイン画面の機能確認

それではEaseUS Data Recovery Wizardを起動して、USBメモリ(Gドライブ)を選択してスキャンします。

しばらくするとスキャンが完了します!

 

紛失したファイルが画面に表示されました!

おおー!さっき削除したフォルダが表示されています。

フォルダを適当に選択してファイルを確認してみます!

 

まずは「jpgフォルダ」を見てみたいと思います。

選択中のフォルダは、左側のツリーに表示されるみたいです。

 

プレビュー画面でファイルの中身を確認する(確認する画面)

そしてファイルを選択すると、このようにプレビューが表示されてファイルの中身が確認できるようになっています。

このプレビュー画面は対象のファイルを選択するか右上の「確認する」ボタンを押すことで表示することができます。

プレビュー画面では、関連する項目から他のファイルも簡単に確認することができるようになっています。

 

動画ファイルも確認してみます。

先ほどの画像ファイルと同じように動画ファイルのサムネイルが表示されて中身が確認できます。

もちろん再生して確認することもできます!

こんな感じでリカバリー前にファイルの中身が確認できるので便利です。

音楽ファイルなんかもデータ復元前に音声を実際に確認することができました。

 

またプレビューに対応していないファイルもありました。

その場合は、ファイルを復元してから中身を確認するようになっているようです。

 

復元候補

上部の「復元候補」を選択するとファイルの種類やタグ情報なんかを元にフォルダがグループ分けされます。

たくさんのファイルがある場合は、この機能でデータが整理されるので分かりやすいかもしれません。

またこの「復元候補」というところが正常に復旧できるファイルの一覧になっているのかもしれません。

フィルター

特定の条件によってデータを絞り込んで表示することができるフィルター機能があります。

上部のフィルターからフィルター条件を選択することができます。

 

通常のフィルター機能の他に「高度なフィルター機能」も用意されています。

細かい条件が指定できるので便利そうです。

 

画面の表示モード

右上のボタンから、次の3つの表示モードに変更することができるようになっています。

大アイコン

詳細

プレビューパネル

 

表示モード:大アイコン

 

表示モード:詳細

 

表示モード:プレビューパネル

 

ファイルの検索

右上の検索テキストボックスにキーワードを入れることで、対象のファイルを検索することができます。

ピンポイントでファイルを探したい時に役立ちそうです。

 

試しに「.png」でファイルを検索しています。

 

リカバリー処理(データ復旧処理)

それでは削除したファイルが次のパターンで、データ復旧できるかを確認していきたいと思います。

データ復旧の検証パターン

・通常の削除後のデータ復旧(パターン1)

・フォーマット後のデータ復旧(パターン2)

・データ上書き後のデータ復旧(パターン3)

復旧対象のデータは、前の項目で説明したUSBメモリ(Gドライブ)のデータになります。

 

通常の削除後のデータ復旧(パターン1)

まず最初に、普通に削除してしまったデータが復旧できるのか検証してみたいと思います。

USBメモリ(Gドライブ)にサンプルデータをコピーした後、データを削除しているのでこのデータが復旧できるのか確認してみます。

 

スキャン処理を実行したら、サンプルファイルとして削除したデータに全てチェックを入れて「リカバリー」を選択します。

 

リカバリーするファイルの保存先を選択する画面が出てくるので「デスクトップ」を選択して「OK」を選択します。

 

リカバリー処理が完了します!

 

デスクトップにリカバリーフォルダが作成されます。

早速このフォルダの中身を確認してデータが復旧できているか確認します。

 

おおーちゃんとチェックを入れて選んだファイルが復元されました!

データ復活です!中身のデータも問題なさそうです。

 

普通に削除してしまったデータを復元することの確認ができました。

 

次の復旧パターンの検証に進みます。

 

フォーマット後のデータ復旧(パターン2)

このデータ復旧パターンでは、先ほどのUSBメモリ(Gドライブ)に対してフォーマット処理をしてデータが復旧できるのかを確認してみたいと思います。

フォーマットの種類は、クイックフォーマットと通常のフォーマットがあるので両方試してみたいと思います。

クイックフォーマット

USBメモリをクイックフォーマットします。

EaseUS Data Recovery Wizardを起動して、スキャンします。

クイックフォーマット後のスキャンでは、スキャン内容が変わりました!

ドライブGのところでは、サンプルファイルが見当たりません!?

 

復元できないのかと一瞬思いましたが「復元候補」を押すと復元可能なファイルが表示されました。

ここに来て気づいたのですが「復元候補」のデータの場合、ファイル名が変わってしまっているようです。

とりあえず復元できそうなファイルの全てにチェックを入れて、リカバリー処理を実行します。

 

復元後のデータを確認しましたがほとんどのファイルは復元することができました。

復元候補のファイルを選択する画面の時点で「txtファイル」「exeファイル」が復元候補にはありませんでした。

ということで、クイックフォーマット後のデータの復旧は、全てのデータの復旧はできませんでしたが、多くのデータは復旧することができました。

 

通常のフォーマット

USBメモリを通常のフォーマットをします。

EaseUS Data Recovery Wizardを起動して、スキャンします。

 

スキャン内容を確認するとサンプルファイルが確認できません!

「復元候補」のメニューも表示されません。

必ずではないかもしれませんが、通常のフォーマットを実行後のデータ復旧はできないようです。

どこかの注意書きにも書かれていましたが、上書きデータがあった場合はデータの復旧ができないと書いてあったのでフォーマット処理によりデータが上書きされた部分があってデータ復旧ができなかったのかと個人的に思っています。

データ上書き後のデータ復旧(パターン3)

最後にデータ上書き処理後のデータが復旧できるか確認してみたいと思います。

この上書き操作を行った場合、元々データを復旧できないというのが仕様のようですが試しに検証してみたいと思います!

先ほどまでの検証作業で、復旧対象データが消失してしまったのでまたサンプルファイルをUSBメモリ(Gドライブ)にコピーして復旧対象データを作成したいと思います。

そして今回はコピーしたサンプルファイルを削除し後に他のデータを書き込んで、最初に削除したサンプルファイルがどのくらいデータ復旧できるのかを確認してみたいと思います!

追加データの書き込み → 追加データの削除操作を何度か繰り返した状態でリカバリー処理を試行します。

 

USBメモリをスキャンした結果です。

削除ファイルの情報は検出できた模様です!

とりあえずリカバリー処理もやってみます。

 

そしてデータ復旧の結果ですが、ファイルのリカバリー処理自体は行えたのですが何度も書き換え処理を実行したことにより、ほとんどのファイルが壊れていて正常に復旧することができませんでした。

ということで、何度もデータの書き換えを行った後に過去のデータを復活させるといった操作は仕様的にも難しいようです!

 

まとめ

今回は、データ復旧ソフト「EaseUS Data Recovery Wizard」の製品をレビューしてみました。

一部のパターンしか試せていませんが、通常の削除操作後のパターンではデータをしっかり復旧することができました。

フォーマットした場合やデータ削除後に何度もデータを書き換えするとデータの復旧率がどんどん下がってしまうようです。

復旧したいデータがあるデバイスは、データの書き換え処理をしないようにしましょう!

今回はサンプルデータでの検証だったので、実際にトラブルが発生した時は、「EaseUS Data Recovery Wizard」を使ってデータの救出をしたいと思います。